巣を見つけたら、距離を取り近隣に被害が出る前に、専門業者に駆除をご依頼ください。
スズメバチ
ススメバチは分類すると多くの種類がありますが、特に3種類が危険で有名です。
殺人バチと言われるぐらい危険なハチといえます。
オオスズメバチ
攻撃性も非常に高く危険なハチで、体長は40~45mmと親指程の大きさになります。
キイロススメバチ
体長は17~24mmとススメバチにしては小さい方ですが、攻撃性が高くかなり危険です。
ヒメスズメハチ
体長は22~37mmと大きく、お尻の部分が黒いのが特徴です。
見た目の割には攻撃性は低い方で、毒性も弱いと言われます。
危険度
スズメバチの危険度は有名でよく知られています。攻撃性も他のハチに比べると非常に高く、知らずに巣に近寄ってしまうと集団で攻撃され危険性があります。
なによりも怖いのは、強力な毒性からなるアナフィラキシーショックで、死亡事例も多く報告されています。
アシナガバチ
アシナガバチも多くの分類に分ける事ができるぐらいの種類がいます。
中でも危険性が高いのが「セグロアシナガバチ」「キアシナガバチ」「コアシナガバチ」などです。
セグロアシナガバチ
体長は20~26mm位で攻撃性はやや強いです。
キアシナガバチ
体長は20~26mm位で攻撃性も1番高く、刺された時は激しい痛みが伴います。
コアシナガバチ
体長は11~15mmと割と小さいサイズで背中にあるに黄色い線が特徴です。
危険度
アシナガバチは比較的おとなしい性格をしていますが、巣に近寄ったりすると攻撃を仕掛けてきます。
刺された時の痛みは激しく、ススメバチを超えるともいわれています。
ススメバチと同様にアナフィラキシーショックを引き起こす事もあり、大変危険なハチでもあります。
ミツバチ
日本には、「ニホンミツバチ」と「セイヨウミツバチ」が生息しています。
おとなしい性格ですが、巣に近づいてくるものには時期を問わず、離れていくまで執拗に集団で攻撃を仕掛けてきます。
ニホンミツバチ
体長は10~13mm位です。
セイヨウミツバチ
体長は12~14mm位で、ニホンミツバチよりも少し大きめで、やや攻撃的な性質を持っています。
危険度
ミツバチは比較的おとなしい性格で、襲われる事は多くはありませんが、一旦刺激してしまうと大群襲われるので大きな被害になることがあります。
ミツバチの場合でも、アナフィラキシーショック発症の危険性は常に存在します。
ハチの被害から身を守る為に・・・
山、またはバーベキューなどのアウトドアなどに行く時には、香水や黒い服や帽子はなるべく避けるようにします。
香水の中には、時折スズメバチ類のフェロモンと同じ物質が含まれているといわれています。
特に多くの果物に含まれている2-ペンタノールはオオスズメバチの場合最も活性が強いとされています。
また黒い服等は、哺乳類の弱点が黒い部分であることが多いからと言われています。
黒い色の物をより攻撃する習性が備わっているようです。
スズメバチなどは、巣より半径10m以内に近づくと、警戒行動をとる場合も多いことから、巣を発見したら今後の被害も考えて自分で処理せずに業者に駆除を依頼しましょう